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競争しない競争戦略 | 消耗戦から脱する3つの選択

競争しない戦略というのは、競争に至るまでもない状況を創ることです。戦わずして勝つとかの勝ち負けではなく「自らの生存を確立するため」の共存共栄です。要点は以下の3つ。


一番目:ニッチ戦略
ただ単に狭い分野やスキマ産業を狙うのではなく、大きな視点で「ニッチ」をカテゴリー別に分析します。ニッチ・マーケティングの対比とされるマス・マーケティングは、競合が多いとはいえ市場が大きいので経済の流通量も圧倒的に多く一番手でなくても(もちろん二番手、三番手でも)十分にビジネスが成立します。敢えてニッチ市場を狙うニッチ戦略は一番手でなければならないことは勿論、その分野でのマーケットリーダーでなければなりません。ニッチ市場の狙いどころを間違えず正しくマーケティングを行う必要があります。目的へ到達するために
十分なマーケティングでコース設定は必ずできるはずです。


二番目:不協和戦略
馴染みの少ない言葉かもしれませんが、不協和戦略とは購買心理学をマーケティングに応用した場合の戦略です。購買者の不安を購買作業の前後で取り除く準備をマーケティングのフレームワークに取り入れることです。即断即決で買い物する場合はともなく、お客様の購買行為が「お客様自身で正しかった」と思える正当性の材料と裏付けを商品だけでなくマーケティング全体を視野に入れて「考えられる矛盾を事前に解決する」ことです。マーケティング以前に、マーケティングの概念から離れて「普通に自然に相手(お客様)の立場で考える」と答えが見えてくるかもしれません。


三番目:協調戦略
分析方法やマッピング手法は様々ですが、一言で言うと「競合他社の強みをあえて取り込む、自社の弱みは競合他社を利用する」ことになります。広義の意味でマーケティングの究極は共存共栄です。

直接会って話すのが、お互いの悪感情を一掃する最良の方法である。
エイブラハム・リンカーン

競争しない競争戦略
消耗戦から脱する3つの選択